技術の高みをめざして!

仕事でかかわるすべての人から

吸収して腕を磨く

N.T.

技術サービス部 第四課 第一係 名古屋班
班長/2017年新卒入社

愛知工業大学工学部卒業。幼少期から算数が好きで、自然と理系の道に進む。大学の研究室では盲導犬ロボットの開発に取り組み、学友とともに卒業制作として発表した。入社後は名古屋班に配属され、電気工事士2種の資格を取得。2019年には認定電気工事従事者となり、業務の幅を広げた。日々、技術の研鑽に余念がない。

※所属部署は2023年3月現在

学生への応援メッセージ

入社の動機

時代にマッチした事業内容に将来性を感じた

所属していた工学部では電気と情報の分野を学びましたが、電気分野の方が得意だったため、その方面で就職先を探すことにしました。色々な会社の説明会に参加しましたが、日本テクノを知ったのは大規模な合同企業説明会でした。就職活動をしていた当時は電力の自由化が低圧電力まで拡大され世間的にも話題になった時期で「今後は電力小売りを行っている会社が強いのではないか」と考え、説明を聞きに行きました。実際に話を聞いてみると、電力小売り以外にも電気に関するさまざまな事業を展開していることを知り、なかでもSMARTMETER ERIAに興味をもちました。業績も毎年伸びており、将来性のある会社で安心して働きたいと考え応募しました。

学生時代に力を注いだこと

プロの仕事を間近で目にしたひと夏

1年生のときがちょうど大学の創立100周年で、多種多様な企画が立ち上がっていました。そのうちのひとつである「映画制作」のプロジェクトに参加したことが何より思い出深いです。本職の監督や俳優、カメラマンの方々と学生が協力し、夏休みをすべて使って映画を制作しました。私は俳優管理部というチームでエキストラの方々のスケジュールや出欠の管理を任され、どの場面で誰をどの役に起用するかという采配を担当しました。大人数の管理は大変でしたが、実際に愛知県内の映画館で上映され、完成した映画を見たときは言葉にできないほどの感動を覚えました。

仕事のやりがい

「何かをつくり上げる」という悦びが何にも代えがたい

元々モノづくりが好きで、趣味でプラモデルの制作などをしていました。組み立てていく過程のワクワク感と完成した瞬間の達成感がたまりません。ES システムの設置も似ていて、お客さま先で施工が完了すると「ひとつのモノをつくり上げた」という満足感が得られます。もちろん業務で行っているため施工品質は常に追求していますが、根底にそういった気質があるため、お客さま先での作業はすべてが楽しいです。

職場環境

アットホームな職場で厳しくも温かい指導

和気あいあいとした雰囲気の職場で、入社以来、皆さんに見守っていただきながらさまざまなことを学びました。私の所属する名古屋班ではマンツーマンでのOJTというより先輩社員全員に教えていただいたと感じています。社会人としての一般常識をイチから叩き込んでくださったことも感謝しています。

今後の目標

技術力を追求し、いつまでも成長したい

どのような種類の工事でも速やかに対応できるよう、引き続き技術力の向上に努めます。昨年末、入社6年目にして初めて後輩ができました。未経験から電気保安業界に転職された年上の方ですが、同行を通じて基本的な業務を説明しています。教えることで自身の振り返り、見直しにもなるため、基礎を固められていると感じています。
また、技術サービス部では協力工事会社の方ともお話する機会が多いです。当社の委託する設置工事以外にもさまざまな電気工事を行う経験豊富な方々ですので、意見交換したり、まだ見ぬ施工技術について教えを請うことで知見が広がります。日々の業務で着々と知識と技術が高まっていると実感できるため、これからも成長し続ける人材でありたいです。

PICK UP

協力工事会社とは

日本テクノでは、地域の電気工事会社と提携して協力工事会社になっていただき、ESシステムの設置工事を委託しています。安全基準や施工品質を維持していただくため、当社の基準や施工手順などについて技術サービス部から定期的な指導を行います。新製品がリリースされたときやバージョンアップがあったときなどは、協力工事会社へ赴き勉強会を行うこともあります。

1日のスケジュール

  • 08:45

    出社

    定時(9時)よりも少し早めに出勤し、前日準備しておいた荷物を車輛に積み込む。

  • 09:00

    サービスセンター出発

  • 09:30

    A社訪問

    名古屋市内の漫画喫茶店に到着。SMART CLOCKの時刻ずれを直す。店内に設置されたSMART CLOCKと、屋外にある高圧受変電設備に取り付けられたESシステムを往復し、データの受信率などを確認。静かな店内での作業のため、お客さまの邪魔にならないよう作業の音や同行者との会話に注意を払う必要がある。本体を交換して対応完了した。

  • 11:00

    B社訪問

    名古屋市内のスーパーマーケットでの対応。A社同様、SMART CLOCKの時刻ずれが起こっていた。こちらの店舗ではデータ受信率などを事務所に設置されているSMARTMETER ERIAのモニターで確認することができたため、スムーズに作業が進んだ。バックヤードと事務所を行き来し、こちらも本体交換で対応完了。

  • 11:30

    B社「ついでサービス」実施

    技術サービス部では機器の設置やメンテナンスなどの対応の際に「ついでサービス」を推進している。内容は電気に関する困りごとなどの御用伺いから、当社製品の活用方法、電気の賢い使い方のご案内までさまざま。ちょっとした気遣いが顧客満足につながる。

  • 12:00

    昼休憩

    昼食は名古屋名物のあんかけパスタ!「食わず嫌いでしたが、社会人になっておいしさに気付きました」

  • 13:00

    移動

  • 13:30

    帰社

  • 13:35

    技術セミナー参加

    13:30からオンラインで開催の技術者向けセミナー(保安部主催)に少し遅れて参加。日頃お世話になっている日本テクノ協力会・日電協の技術者の方々にご挨拶をした。遠方で活動する方々とは直接お会いするのが難しいため、貴重な機会だ。

  • 14:00

    片付け・翌日の準備

    午前中の対応で使用した機材を片付け、翌日の対応に必要な機材を準備する。使用した部材の数量は月末の棚卸で数が合わないと大変なので、使用する度に在庫を管理しておくことが大切だ。また、片付けと同時に翌日の準備をしておくことで、出発時は台車ごともって出ればよい状態にできる。効率を考えてたどり着いた自分のスタイルだ。

  • 14:30

    社内業務(不具合の検証、報告書作成など)

    午前中に回収した時刻ずれを起こしたSMART CLOCKについて、不具合箇所の検証を行う。報告書にまとめて提出することで、今後の製品開発やメンテナンス対応に活かす。

  • 16:00

    班ミーティング

    週に一度のミーティング。管轄エリアである長野県へ出張中の班員がいたためオンラインで開催。上司、事務担当社員を交えて現在進行中の案件の対応状況や施工の注意点などを確認する。

  • 17:30

    社内業務

    メールチェック・返信など、残りの事務作業を行い、本日の業務は終了。

  • 18:00

    退社

休日の過ごし方

基本的には自宅でのんびりすごし日頃の疲れを癒していることが多いです。映画を観たり漫画を読んだりしています。どちらも昔に比べて電子化されているため、際限なく見続けてしまうのが悩みですが、それがまた楽しかったりもします(笑)。完全にインドアはという訳ではなく、夏は音楽フェスティバル、冬はスノーボードに出かけるのも好きです!

※取材:2023年3月
※所属部署・取材内容は取材当時のものです。一部現在とは異なる場合があります。
TopTop