成功をつかむカギは

一歩先を見据えた行動!

國場 美里Miri Kokuba

電力事業本部 エネルギーソリューション部
エネルギーソリューション課
主任 / 2016年入社

福岡大学法学部卒業。
国際法を専攻するゼミに在籍し、国際紛争について研究。就職するタイミングで電力小売が全面自由化されることに縁を感じ、エネルギー業界へ飛び込む。営業部で5年間研鑽を積んだ後、適性を見出され2021年に電力事業本部へ異動した。

※所属部署は2023年6月現在

学生への応援メッセージ

入社の動機

全国規模の会社でありながらも、地元で社会人生活をスタートできた

就職活動を始めた当初は子ども向けのサービスや玩具メーカーを志望していましたが、新卒採用の勤務地が東京という企業がほとんどでした。地元での就職を希望していたため、別の業界も検討しようと就活サイト主催の説明会に参加したのが日本テクノを知ったきっかけです。電力業界は考えていませんでしたが、説明を聞いているうちに事業内容に興味がわき、2016年の電力小売全面自由化が始まるタイミングで自分もその業界に身を置けるのだと思うととてもワクワクしました。地元・福岡に営業所があることも大きな後押しとなり、「歴史の1ページに立ち会えるかも!?」という気持ちで応募しました。

学生時代に力を注いだこと

サークル活動で自然とプロジェクト進行力が身についた

学業はもちろん、学生時代しかできないことをと思い、サークル活動に励んだことがよい思い出です。入ったのは「人形劇サークル」。同じ大学出身の母から入学前にいろいろと聞いていたなかで興味をもちました。気の合う友人がつくれそうだとも感じていました。主な発表の場は学園祭や近隣の幼稚園です。そのために演目を考えたり人形の制作や補修をしたりと、皆で目標に向かって一致団結してまい進するのが醍醐味でした。今振り返ってみると、現在の仕事で必要とされるチームプレイや企画立案力はここで養われたように思います。小さな子どもの純粋な反応に心を奪われ、就職もその方面と考えていたのですが……まさか電力業界に就職するとは、そのころは思ってもみませんでした(笑)。

部署異動を経て感じたこと

大切なのは、部署間のリスペクト

就職活動の際、「新卒入社では営業職に就きたい」という思いがありました。人と話すのがあまり得意ではなかったのでそれを克服したかったことと、まだ何もない新卒だからこそ、挨拶や考え方、ビジネスマナーといった社会人としての基本を叩き込んでもらえると思ったからです。当初の希望通り、営業部では心身ともに鍛え上げていただきました。
2021年に電力事業本部へ異動しました。ここでの業務はライフラインである電力の供給に直結するため、1つのミスも許されません。そのため仕事の進め方を営業部時代の「走りながら考える」から「深く考え抜いたうえで行動する」に切り替えなければならず、あまりにも正反対で最初は戸惑いました。ただ、もともとはじっくり考えてから行動するタイプなので、自分に合った部署に配属していただいたなと感じています。一方、5年間の営業部での経験は確実に現在の業務に活かされています。お客さまと直接接する営業部とバックオフィス部署の両方を経験しているからこそ、それぞれが抱える事情や、よいところ、責務、プライドなどを自分事として理解できます。部署間のリスペクトを忘れずに業務にあたっています。

PICK UP

電力事業本部 エネルギーソリューション課の業務内容

日本テクノの電力事業を円滑に進めるためのシステムを企画・運用するほか、お客さまとの電力小売契約をすみやかに履行するための各種対応を行います。他の電力会社や電気管理技術者、工事会社とのやりとりも重要な業務です。

仕事のやりがい

「何事もなく穏やかに過ぎた」ことがミスなく達成できた証

現在はお客さまや営業部に向けたシステムの企画・運用を担当しています。お客さまの契約プランや電気料金を確認したり各種手続きを行ったりするためのシステムは、使いやすさが一番大切。より多くの人に快適と感じてもらえる最適解を探しています。そして改修したシステムがリリースされた後、トラブルなく静かに過ごせれば、それがわたしにとっての成功です!
また、国の補助金制度などの対応ではプロジェクトリーダーを任せていただくことがあり、自身が主体となり公的機関との協議を行います。協議中の制度は詳細を設計中の場合多く、そうした段階でもこちらの方向性を決めて動き出さなければならないこともあり、一歩先を考えての行動が必要になります。そこに対して「よくやった」と上司からお褒めの言葉をいただいたときは、ガッツポーズが出る瞬間です。

職場環境

ストイックな同僚に囲まれて向上心を刺激される


電力事業本部は会社のなかでも人一倍電力業界の動向に敏感でなければなりません。新聞に掲載されている電力関連の記事はかならずチェックし、疑問に思ったことは、ほぼ毎日設けられている部署の質問会で上司に見解を伺うことができます。知識を積む場が用意されているだけに、周囲に置いて行かれないように常に学ぶ必要があります。
また同僚は皆ストイック!キャリア採用で入社した方や自分と同様に他部署から異動してきた方、育児のため時短勤務をしている方まで、皆さんどんどん改善提案をして成果を上げています。そんな姿を見ていると、自分も負けていられない!という気持ちになって、仕事に対するモチベーションが上がります。

今後の目標

奥深い電力ビジネスを、わかりやすく解説できるように

異動してきたころに比べれば専門的な知識は身につきましたが、電力業界は奥深いうえにどんどん状況が変化していきます。上司や先輩に追いつくにはまだまだですし、教えていただいて理解することの方が多い段階です。これから部署が拡大していくだろうことを考えると、「教えられる立場になりたい」という気持ちがより一層強まります。
トレーニングになっているのが、国の審議会(関連省庁や企業、学者をはじめとする有識者が新技術や制度改正、法整備などについて審議する場)の内容をまとめて部署の皆さんに報告すること。何時間にもわたる専門的な内容の議論を15分程度に要約して報告します。最初は議論を聞いていても何を話しているのか理解できませんでしたが、徐々にその議論の背景が理解できるようになってきて、今では重要なポイントが分かるようになってきました。まだ「成長してきたかな?」というレベルなので、自信をもって「成長しました!」と言えるように、これからもがんばります!

1日のスケジュール

  • 09:00

    朝礼

    今日の予定を確認し、システムのバグ情報や、顧客対応・営業対応をするうえで知っておいた方がよいことがあれば情報共有する。

  • 09:15

    新聞の確認

    メールチェックのあと、主に新聞記事で電力業界の動向をチェック。各種法令、閣議決定、市場の動き、再生可能エネルギーや最新技術など、一口に業界情報といえど分野は多岐に渡る。

  • 10:00

    質問会

    新聞に自分が知っていた事実と異なる記事があったり、考えていたことと違うことが書かれていたりした場合は質問ができる。電力ビジネスのエキスパートである上司が回答してくださるため知識の習得に直結するが、その分下手な質問はできないという緊張感も。

  • 11:00

    デスクワーク

    対応中の補助金事業の件で経済産業省へ問合せを行う。いただいた回答を正確に理解しないと間違った仕組みをつくってしまうことにつながるので、ヒアリングは慎重に。

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    打ち合わせ

    補助金事業のお客さま対応について担当者が集まり話し合う。お客さまへの対応順序や確認すべき項目を列挙。電話案内の際の想定問答集もつくっておけば業務効率が上がる。

  • 15:00

    デスクワーク

    お客さま向けシステムのマイページ画面について、仕様変更を検討中。さきほどの打ち合わせで決定したご案内のシナリオを踏まえつつ、変更の理由とそれによる効果、変更箇所をなぜそこにしたのか、自分の意見をしっかりと資料にまとめてから上司へ相談。こうすることで上司からもより深いフィードバックを得ることができる。

  • 18:00

    退社

休日の過ごし方

長期休暇が好きな時期に取得できるので、混むシーズンを避けて旅行できるのがうれしいです。思い出深いのは友人との沖縄旅行。フォトフレームづくりを体験したあと、浜辺で記念撮影しました。久しぶりに海外にも行きたい!
週末は会社の同僚や同期と飲みに行くことが多いです。ざっくばらんに話せる方ばかりなので、わいわい楽しむことで仕事の活力になります。

※取材:2023年6月
※所属部署・取材内容は取材当時のものです。一部現在とは異なる場合があります。
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