育休からの復帰

出産・育児の経験を活かしたい

泉田 育Iku Izumida

日本テクノ研究所 サステナビリティ推進課
班長 / 2016年新卒入社

清泉女子大学文学部地球市民学科卒業。大学でのフィールドワークを通して、インフラ業界に興味をもつ。営業部を経験し、サステナビリティ推進課へ異動した。1年間の育児休業を経て、あらためて仕事のやりがいや面白さを実感。仕事と育児の両立に励む毎日だ。

※所属部署は2023年8月現在

学生への応援メッセージ

入社の動機

フィールドワークで感じたインフラの重要性

日本テクノに応募したきっかけは、大学でのフィールドワークの経験が大きく関係しています。一番印象に残っているのはフィリピンでの地域問題調査。スマトラ沖地震による津波被害や地域格差問題について、1年間かけて事前のリサーチから現地大学生との交流、現地訪問による実態調査などを実施して報告書にまとめました。日本では当たり前に使える電気や水道が自由に使えない現状を目にして、あらためてインフラの重要性を感じ、社会を支える分野での就職を考えるようになりました。
日本テクノの会社説明会は、想像していたよりもアットホームでした。採用担当者の方から「他社では聞けないことも、何でもお答えしますよ」と、ざっくばらんな声がけがあり、この雰囲気が自分の性格と合っていると感じました。これも当社で働きたいと思ったポイントのひとつです。

学生時代に力を注いだこと

世界各国の人々との交流が成長の源

入社の動機にもつながるのですが、大学では教育関係の資格を取得するかたわら、授業の一環で参加したフィールドワークを通してさまざまな国の人々と交流しました。フィールドワークでは興味をもったテーマについて、調査内容や方法などを自分たちで一から計画します。そうした経験を通して各国の人々や文化、価値観に触れ、多角的な視点をもつことができるようになりました。また計画性や行動力も身に付き、今の仕事に活かせていると感じます。

仕事のやりがい

社内外からの声に士気が上がる

入社後は、営業担当として3年ほどお客さま対応を経験してから、現在の部署の前身となる「環境管理課」に異動しました。環境管理課も現在のサステナビリティ推進課も、業務の内容は主に社内でのCSR活動・環境活動の推進です。
業務を行うなかで、CSR活動・環境活動に対する社内外からの意見を耳にする機会があります。「CSR活動の話でお客さまと盛り上がった」「会社で教えてもらったことを家庭で子どもと実践している」など、あらためてわたしたちの業務がさまざまな行動のきっかけになっていることを感じます。またお客さまから「しっかりと活動されている会社ですね」というお褒めの言葉をいただくこともあり、うれしい気持ちとともに、もっとがんばろうと思えます。

職場環境

助けあえる同期の仲間がいる

入社直後、所属拠点での業務に入る前に約2週間の本社研修があり、業界や商材についての基礎知識を学びました。テストなどの時間も設けられており、そのときは厳しいなとも思ったのですが、その内容は非常に実践的。おかげで配属先での営業活動も比較的すんなりと行うことができました。
また研修を通して、同期との絆も深まりました。研修終了後は各拠点に分かれますが、今も互いに連絡を取り合う関係が続いています。励まし励まされる仲間がいることはとても心強いものです。

PICK UP

サステナビリティ推進課の業務内容

  • ・サステナビリティ分野の社内研修
  • ・省エネ法に関する当社各拠点(営業所、発電所)の数値集計と報告
  • ・CSR活動の企画・対応

当社ではCSR活動  として地域の清掃活動や、エコキャップの回収活動、寄付などによる社会貢献活動を行っています。サステナビリティ推進課では、そうした活動の取りまとめを行っていますが、最近では各拠点の社員が主体となる活動も増えています。

今後の目標

どんな立場の人にも働きやすい環境をめざして

入社から6年が経った頃に第一子を出産しました。現在は約1年間の育児休業期間を終えて職場に復帰し、時短勤務をしています。復帰当初は子どもの体調不良などで急な休みも多かったのですが、上長をはじめ部署の皆さんが理解してくださり、乗り切ることができました。正直なところ、育休前は復帰したら「子育てと仕事を両立して、どちらも充実させたい!」なんてキラキラした毎日を想像していたのですが、実際のところは楽しいながらもバタバタとした毎日です。
なかなか理想通りにはいきませんが、これもわたしにとっては大きな学びの機会となりました。「サステナビリティ」の考え方のひとつに「どんな立場の人にも働きやすい環境を」というものがあります。自分自身が出産・育児を経験し、それまでと同じ環境で働くのは難しい状況になりましたが、そうなったからこそ考えられることもあります。当社でも育休復帰後に営業としてバリバリ働いている方、会社の制度を利用して家族の介護をしながら時短勤務をしている方などさまざまななライフスタイルの方がいます。わたしの経験を働きやすい環境づくりに活かしていければと思います。

1日のスケジュール

  • 09:00

    朝礼

    その日の業務内容を共有するほか、サステナブル(持続可能)な社会の実現をめざす国際目標として国連総会で採択された「SDGsの17の目標」の読み上げ。各目標に対して、当社とのかかわりを確認するなど、知識の深掘りを行う。

  • 09:30

    課内勉強会開催

    月に1度、サステナビリティ分野に関連する言葉やトピックスをテーマにした課内での勉強会を実施している。社内研修では講師を務める立場なので、こうした場でプレゼン力を鍛える。

  • 10:00

    デスクワーク

    社内の啓発活動に使用する資料を作成。上長と相談しながら内容の精査。各拠点で取り組んでいるCSR活動についても、全社で共有できるよう、写真なども使って紹介する。

  • 12:00

    昼食

    デスクで済ませることが多いが、時には上司が薦めてくれたお店へ部署の皆で出かける。新宿本社周辺はサイトやテレビで紹介されるようなおいしいお店も多い。周囲の店舗にもだいぶ詳しくなってきた。

  • 13:00

    デスクワーク

  • 16:00

    退社

    時短勤務のため通常の退勤時間(18時)よりも一足先に勤務を終える。そのまま自宅近くの保育園へお迎え。

休日の過ごし方

家族揃って外に出ることが好きなので、ドライブなどいろいろな場所に出かけます。先日は子ども向けテレビ番組の公開収録を見に行きました。子どもの大好きなキャラクターのTシャツを着て、親子でどっぷりはまっています。また定期的に同期の仲間と食事会なども楽しんでいます。よいリフレッシュになっています。

※取材:2023年8月
※所属部署・取材内容は取材当時のものです。一部現在とは異なる場合があります。
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