めざすは生涯現役!

成熟した技術者になるための

道を歩む

S.T.

第二保安部 第二課 第一係 東京一班
2023年新卒入社

千葉工業大学工学部電気電子工学科卒業。父のすすめで工業高校へ進学後、電気の道を選択。大学でも引き続き電気について学び、就職活動でも電気関連業界を志す。現在は日本テクノのいばらき太陽光発電所の保安管理業務に専任で従事し、電気主任技術者としての実務経験を積んでいる。

※所属部署は2025年3月現在

学生への応援メッセージ

入社のきっかけ

成長していける環境に魅力を感じた

高校・大学で学んだことを活かすため、就職活動でも電気関連の業界を志し、電気保安か電気工事に絞って企業を探しました。いろいろな企業について調べましたが、今後も成長が期待できる電力業界で保安に携われることから日本テクノに興味をもちました。電気主任技術者の資格取得をはじめ、いろいろな設備や実務を通じて経験を積んでいけると聞き、自身も成長し続けられる環境に魅力を感じました。
また、プライベートも大切にしたいので、ワークライフバランスも重視していました。入社してみて、業務の都合上休日出勤もありますが、希望した日に振替休日をきちんと取得できるので、勤務体系にも満足しています。

学生時代に力を注いだこと

スポーツのおかげで体力には自信あり!

小学校からバスケットボールに打ち込み、部活動に全力を注ぎました。中学時代は学校で出る陸上競技の選抜メンバーにも選ばれ、駅伝にも出場。辛いことがあっても挫けない精神力や、成果が得られるまで努力をし続けられる継続力はスポーツで得たものです。メンタル面でも鍛えられたので、部活を真剣にやっていてよかったです。
また、保安部での業務は意外と体力を使います。年次点検は電気を止めて行うためエレベーターが使えません。真夏に点検器具を抱えて10階の昇り降りをしたときは、身体を鍛えていてよかった!と心の底から思いました(笑)。

仕事のやりがい

インフラを守っているという実感

年次点検で設備に異常を見つけてお客さまへ報告することができたときは、事故を未然に防ぎ安全を守れたことに対する達成感があります。電気事故が発生すると、お客さまの事業場が営業できなくなるだけでなく、波及事故となって周囲へ影響が及ぶ場合があります。インフラを守っているという実感につながっています。
日本テクノのお客さまは業種がさまざまで、点検する設備も多種多様。保安部の先輩社員はもちろん、一緒に点検する日本テクノ協力会・日電協(以下、協力会)の技術者にも教わることが多く、たくさんの経験を積むことができる職場です。異常箇所の指摘も、はじめは確認を取りながら進めていましたが、現場経験を重ねて最近は自分で判断することができるようになりました。自身の成長を感じられたときもやりがいを覚える瞬間です。

働く環境

「どうしたら成長できるか」を常に意識

私の所属する東京サービスセンターでは、誰か一人が専属で教えるのではなく、全員で育成する方針。皆さんにまんべんなく業務を教えてもらいました。どの先輩も、私が初めて目にする設備があれば「これ、知ってる?」「何に使うものかわかる?」など問いかけをしてくれたり、イレギュラーな状況があれば「こういう時はどうすればいいと思う?」と聞くなど、自分で考えてから答え合わせする、という教え方をしてくれます。ただ教えられるよりも身につくと感じます。私にも後輩ができたら、同じように教えてあげたいです。このような教え方はきちんと理解していないとできません。そのためにも、教えられることを待つのではなく、常に疑問を感じすぐに調べるなど、勉強する姿勢を持ち続けるよう心がけています。

今後の目標

技術者として、いつまでも現場で活躍したい

生涯現役で、年齢を重ねても電気主任技術者としてこの仕事を続けたいと思っています。そのためにはまず一人前になること!現在は実務経験を積んでいる最中の「補助者」という立場ですが、早く自分で担当物件を持てる「従事者」になりたいです。そしていずれは、社内で「保安点検について大抵のことはこの人に聞けば解決する」と言われるような技術者になり、現場一筋で活躍していきたいです。知識習得の面でいうと、電気保安とリンクする部分の多い電気工事についても学んでいきたいですね。
また、現在協力会で働いているみなさんのように、60代、70代になっても元気に働き続けたいと思います。腰が曲がらないように、スポーツで身体を鍛え続けます!

1日のスケジュール

  • 09:00

    出社

  • 09:10

    朝礼

    安全運転十ヵ条の唱和や点検時注意点の共有を行う。「ドアストッパー、よし!」

  • 09:15

    高度化年次点検実務研修会

    協力会会員を対象とした研修の講師を務める(入社後一定期間後に受けられる社内検定に合格し、講師を担当するようになった)。点検を高度化できるかどうか、技術者が判断しお客さまに伝えるため、それを見極めるためのポイントを技術者に説明する。技術者のイレギュラーな質問にも理論的に判断し回答する。※「高度化年次点検」とは、通常停電状態で行う年次点検を、ある一定の条件を満たした設備であれば3年に1度の停電でよいとする点検形態のこと。

  • 11:30

    社内業務

    点検に必要な器具の準備など、午後の年次点検の準備を行う。

  • 12:00

    昼休憩

    昼食はもっぱら外食。この日は午前の研修に参加した技術者と一緒に、サービスセンター近くのよく行く定食屋さんへ。

  • 13:00

    社内業務

    資料作成の合間に、サービスセンターを訪れた技術者への対応を行う。研修以外でも技術者はいろいろな用事でサービスセンターに立ち寄る。

  • 13:30

    サービスセンター出発

  • 14:30

    年次点検

    現場で同じ班の先輩社員2名と合流し、都内の貸し工場へ。安全を確保しながら停電させ、年次点検を行う。サービス導入後初めての年次点検なので設備内をしっかりと確認。キュービクル内の清掃も抜かりない。特に異常なし!復電し、お客さまへ報告する。

  • 15:30

    年次点検終了

  • 16:30

    帰社・後片付け

    帰社後は使用した器具を所定の場所へ片付ける。

  • 17:00

    社内業務

    高度化の申請書類の作成など、担当している業務の対応を行う。

  • 18:00

    退社

休日の過ごし方

今でもバスケットボールは続けていて、保安部メンバーが中心のサークル活動で汗を流しています。学生時代の友人とも予定が合えば集まっています。身体を動かすことが大好きですが、一方で温泉でのんびりするのも大好きです。休日は緩急つけてリフレッシュしています。

※取材:2025年3月
※所属部署・取材内容は取材当時のものです。一部現在とは異なる場合があります。
TopTop